令和7年8月13日お盆法要

令和7年8月13日お盆法要

8月13日。お盆法要3日目です。

朝から良い天気で、暑くなりました。

午前10時からご参詣の皆様と一緒にお読経し、功徳をご先祖様に廻向申し上げました。

8月15日は終戦から80年となります。

外国ではいまも戦争が続いていますが、日本は何とか平和を享受しています。

しかし、学級崩壊・地域崩壊・家族崩壊などという、怖い言葉が発生するように、戦争とは別の意味で人の心が退廃しているのではないか?と思うような変化が起こっています。

お寺を御遺骨のコインロッカーのように考える人たちが増えているとも聞きます。

こうした一連の事は、日本人の心から「道徳」や「倫理」が薄れているからなのかも知れません。

仏教は宗教といいつつ、人生哲学的な側面を持っています。人と人との調和を大切にする考え方を重要視します。

多くの日本人は、仏教は死んだ人を拝むもので、生きている人には関係ないものと勘違いしています。

たくさんの方々に、きちんと仏教の教えをお伝えする努力をしないとならないと感じる日々です。

まだ暑い日が続きますので、どうぞ皆様ご自愛くださいませ。